皆さんは、運命學と聞くとどのようなイメージを持ちますでしょうか?
大抵の方は「占いでしょ?」と思われると思います。
しかし、日本においては運命學は占いではなく、皇室を始め多くの大企業を創業した先人達が活用していた「哲學」(幸せになるための英知)として受け継がれています。
特に、過去の多くの災害や騒乱を乗り越えてきている100年以上続く企業は、必ずと言ってよいほど運命學を活用してきています。
この運命學は、洋の東西の哲學が日本に伝わり、聖徳太子が日本独自の精神文化と融合させ作り上げた王道學(帝王學)の一部であり、王道學では両者の違いを次のように教えています。
- 「占い」:元は運命學を庶民にわかりやすくして伝えているもの。ただし、大きな違いは、受ける方の人格が伴っていないと、とにかく自分に降りかかる災いを避けたい、自分が幸せになりたいという「自我」の欲求がでます。
- 「運命學」:統計學、生活の智慧、生き方の指針である。悪いことも良いことも起こるが、それに対して素直に受け入れる心の指針を伝えます。そしても目的は、自分だけではなく人を救うために智慧を教える。企業であれは経済の語源、「経世済民」(世を経(おさ)め、民の苦しみを済(すく)うこと)という利他の精神。「無我」ということになります。「無我」とは自分を無くすだけではなく無限の愛という意味です。
目に見えない力を借りる
三越や高島屋といった200-350年続く老舗百貨店の屋上には神社があるのを皆さん、ご存知でしょうか?また銀座三越や和光の正面の上部には、ギリシャ神話の経世済民の神「ヘルメス」が飾られています。古代ギリシャの神と日本の神道、不思議ですよね。
これらは固定の宗教を祀っているわけではなく、まさに日本に人類の英知が伝わり融合され、連綿と受け継がれている王道學(帝王學)を経営の精神に置いていることを創業者たちが示してくれています。
パナソニックを創業した松下幸之助翁が自社に根源の社を作り、祈りを捧げていたのは有名な話です。経営者は目に見えない力を信じる信仰心のような信念が必要だと言われています。
また、日本には常にお天道様に見られているので悪いことはせず正しいことしようとする良心や道徳心を持たないと利益追従の我利我利亡者になってしまい一代で滅び、とても100年以上も会社は続きません。
経営者は従業員とその関わる家族を含めて多くの人たちを経済的に助け幸せに導く責任がありますので、それこそ救済という点では僧侶を超える存在になりえます。
ご自分の世代で会社を潰してしまうのであれば、自我で良いですが、さらに50年100年と続けてご自身、従業員、そしてのその家族を救っていくためには、道に迷わない指針「運命學」が必須となります。
一陽株式会社では、王道學的経営方法をお伝えし、運命學による「運氣マネジメント」をもとに会社を成長させるお手伝いをします。