帝王學を學ぶ中で、先生が「可哀想な人」とおっしゃる時があります。
それは、その方が病気だとか貧しいとかではなく、その人の人生がまだ始まっていないのを見て取れるからだそうです。「あー、あの人、人生始まる前に晩年になり終わってしまうのが残念で可哀想だね」ということだそうです。
人生の最大の喜びは、自らの創造力を自由に発揮して社会で活躍すること
人生の最大の喜びは、自らの創造力を自由に発揮して社会で活躍することと王道學では習います。人の未来や可能性は夢や希望と呼ばれる未来思考の中にあります。その未来思考は、人間の魂が本来持つ創造力という働きの一つを発揮することで描くことができます。
子供の頃は、大きくなったらこうなりたいと夢がありましたが、大人になると多くの人たちが夢をなくしてしまいます。 子供の頃は、ワクワクと空想をしたり、絵を描いたり、遊んぶことに夢中だったはずが、大人になるとそのことを忘れてしまっています。
子供の頃は素直ですので、その魂の働きを使っていたということになります。よくアイデアを出すためには童心に帰れと言われるのはこのことです。
しかし、ただ漠然と「こうなったら良いなぁ〜」くらいでは「想像した」や「思った」程度ですので、夢など実現しません。日本語で信念、正念と言われるように思いのレベルを
思い ▶︎ 想い ▶︎ 念い
へと意識グレードをシフトして未来を切り拓く必要があります。
宇宙は念いで出来ているという人もいるように、念いによって全てが創りかえられていくとも捉えることができます。
会社の場合においては、経営者やリーダはビジョンが大事だと言われると思いますが、それは強い信念を持ち未来を思い描けないリーダに、人はついてこないということです。
逆に夢を語り、夢に向かって行動をとっているリーダには、人はついてきますよね。
自らの創造力を発揮するためには
大人になり色々と経験をした時に、なぜ自分の人生は上手くいかないのか、なんでこんな目に会うのかなどと思われたことはないでしょうか。そのために占いに頼ったり神社仏閣にお参りにいき、厄を祓ったりする人も多いと思いますが、それは単に危険を回避しているだけに過ぎず、根本の解決には繋がっておらず、決してそれだけでは自分の人生を幸せにすることはできません。
特に経営者が、行き当たりばったりの波乱万丈な人生でよしと考えていれば、その会社は「一寸先が闇」という状態になりかねません。同じ船に乗っている社員たちには、堪ったものではありません。
禍福は糾える縄の如しですので、人生良いことも悪いことも半々で起こると思えば、仮に今の状況が悪いとしても、それを避けるのではなく、逆に成長するためのチャレンジと捉え如何に、その混乱を乗り越えることができるかの方が、はるかに人生は楽しくなります。そのためには過去から學び現状を理解し、未来を見る力があると如何でしょうか?
そして明るい未来を創っていく創造力を発揮するために、経営者やリーダが自らの才能を知っておく必要があります。その才能とは、生まれながらにして持っている天賦の才(天才)と環境や経験から培われた強みのことです。この才能を発揮し、どのように自分が会社や社会に貢献できるかと利他的な念いで現在を考え、知行合一で実践(行動)していくことが、未来を切り拓いていくことになります。
また、そのような柔軟で創造的な発想を生むためには、身体の状態が子供の頃のようにリラックスしていることが大前提になります。凝り固まった身体で大脳だけをフルに使っていくら悩んだところで、良いアイデアもワクワクする氣持ちも湧いてはきません。
海外でマインドフルネスといい、日本の「禅」に習った瞑想を大企業などで取り入れているのは、身体の状態が心に大きく作用することを西洋人の彼らの方が理解しているからだと思います。
天から与えられた天賦の才(天才)を使って、自分らしく自分の人生を創造力を持って創り上げ歩んでいる人のことを「聖者」と呼ぶと王道學では習います。
一陽株式会社では、個々人が持つ天から授かった天賦の才(天才)と経験から培われた強みをベースに自分らしさを知り、そこからどのように時を読んで、創造力が発揮でき未来思考を描き実践していけるのかのお手伝いをします。